自分は麻雀があまりうまくない。 始めたのは中学校の頃 悪友に誘われて始めたのがきっかけだった。 最初はそもそもルールを良く理解していなかったために 満足にあがることもできなかった。 高校の頃は勉強ばかりで麻雀からも離れていたけれど 大学の頃はまたダメな学友が周りにいっぱいいて再開してしまった。 当時は下手なりに、学内で最弱よりは ちょっと上くらいのウデだった気がする。 最近はSkypeとか天鳳とかのオンラインゲームもあるので 遠くにいる友達と通話しながら麻雀をすることがたまにあって ずいぶんと便利になったなと思う。 おかしいのは、せっかくのハイテクなのに やってるのは麻雀ってところだ。 結局人間のやることなんて、どんなに未来になっても 中身自体はくだらないままなのかもしれない。 自分があまりウデが良くないのは十分承知のうえだけど このところ中々けっこう良い結果を出せるようになってきた。 その理由はたぶん、すごい単純なんだけど 最初に「これで行く」と決めたら 迷ってあれこれ途中で方向を変えないこと。 あと手牌がよくない時は、とりあえず么九牌を切りまくること。 ドラをちゃんと確認すること。 恥ずかしいことに、么九牌がないと 断么九という役がつくというのは大学に入ってから 悔しくてルールを勉強しなおしてからだった。 更に言うと、么九牌を切り続けて成功すると 流し満貫になるというのを割りと最近知って それからは勇気を持って么九牌を切れるようになってきた。 自分の麻雀のクセを見ると 迷いだすと大抵どうしようもない結果になるし 細かいところに気を取られて、チャンスを逃したり 逆に相手に振り込んでしまったりする。 どんなに手牌が悪くても 「最低でも断么九、できれば平和か対々和で!」と決めて 么九牌が揃いかけても勇気を持って切り続けていくと 最期にはきれいに牌がそろったりする。 上手く行くときは、ドラが乗ったりしてね。 ところが駄目になると自暴自棄になって 「跳満で上がって大逆転してやるぜコンチクショー!」と どう考えても無茶な役を作ろうとして、更に上がれず 振り込みまくって絶望していく。 なんというか、自分の人生のようだなと思う。 まずはコツコツと上がって行くことが大事だなと思う。 でも悲しいことに 全然上がれない時は、どんなにショボイ役でもいいから あがりたいと願う反面 いざ上がると「もっと色々役付けれたのになぁー」と 後悔とか欲が出てくる。 今の自分も、そんな感じだなと思う。 困ったことに、周りの環境とかも良くて 色々な人と出会ったりチャンスに恵まれてきた気がする。 まるで手牌が中途半端に良くて、どんな役で上がろうか せっかくだしめっちゃすごいので上がってみようなんて思っているうちに どんな役で上がればいいか迷いだし、気がつけばテンパイ、みたいな感じだった。 職がなく、貯金も使い果たしそうになると 「オレはこれからどうなるんだろう」 「ニートどころか、ホームレスになるんじゃないか」 とどんどん不安になっていって 「なんでもいいから仕事がほしい」と思ってしまう。 一方で、いざ安定した職につくと 「これでいいのかなぁ」「もっと良い役が付けれなかったかなぁ」と 後悔し始める。 もう自分は26…このまま半荘が終わってしまうのではないかと 不安になるばかり。 人間の欲ってのは難しいけれど やっぱり今の自分にできる事は コツコツと么九牌を切り続けるしか無いのかなと思う。 いつかドラが乗ることを信じて。
by hiwai-rs
| 2014-01-06 13:13
| つれづれ
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