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みなさん、こんにちは! 椎間板ヘルニアで休職中のひわいです。 おかげさまでヘルニアはすっかり良くなりまして 実家でのんびりと過ごしております。 続き ↓ ヘルニアになって思ったのは 結構誤解されたりすることが多いなーってことですね。 ぎっくり腰とかと混同されることも結構ありますが こっちは筋肉の痛み。肉離れみたいなものなのだそうです。 … 椎間板ヘルニアは椎間板という、背骨の間にあるクッションの中から 中身がプニュっと出てきてしまい、それが神経を圧迫してしまい 重度の場合は神経が炎症を起こしてしまう、というのが原因。 なので、こっちは神経痛になります。 椎間板という名のおまんじゅうからあんこが出てきてしまっている、というのは リハビリ担当の療法士の人の説明でしたが、すごいわかりやすい例えでした。 … そんなわけでヘルニアは神経そのものがダメージを食らっているので ダイレクトに痛いです。虫歯とかと同じだと思います。 僕の場合は、腰に馬鹿でかい虫歯があるような強烈な痛みでした。 例えば肘をぶつけるとビビーンとしびれたりすることがありますけど 神経ってのは、ぶつけたあと、腫れたりしてビリビリと痛み続けたり しびれ続けたりする性質があるそうです。 なんで、ようやくみつけた痛くないポジションで安静にしておけば 痛みはちょっと収まるけど、ちょっとでも動かすとすごい痛んで、 そのあともずっと続く、みたいなのが入院初期の症状が重い時にありました。 いまはだいぶ良くなりましたが 完全に治ったわけではないので無理は禁物かなと思います。 今もたまに痛みが出ます。腰よりも、左足がしびれたり 左足から腰にかけてが攣ったように痛くなります。 神経が圧迫されているので、電気信号がバグっているからなのだそうです。 … おおよそ椎間板ヘルニアというのは3ヶ月ほどほうっておくと 神経の炎症も治まり、はみ出した「あんこ」も白血球が食べちゃって小さくなる もしくはなくなってしまうことが多いのだそうです。 もちろんそうでない場合もあって、そこで手術に踏み切るケースが多いようです。 お医者さんによって治療法は様々あるそうですが 基本的には症状が自然によくなるのを待つのが主流だそうで とにかくなんでもかんでも切っちゃうお医者さんはあんまり…と言う感じだそうで。 電気や牽引みたいなリハビリも、 僕はもう普通に歩けるようになってるので 特にやんなくてOK、とのことでした。 手術にしてもリハビリにしても やらせればやらせるだけ病院やお医者さんは儲かるので… そういうところが今、問題になってるみたいです。 … 椎間板ヘルニアってのは自分が実際に発症するまでは 年寄りの病気だから無関係だと思っていたので、ほとんど何も知らず ぎっくり腰の名前がカッコいいバージョンぐらいに思ってました。 実際自分がかかってからも、色々なことを 周りの人たち(もちろん医療関係者じゃない人) から言われて混乱したりしました。 神経焼き切らないと治らないとか、永久に治らないとか 平将門の首塚の呪いだとか… 一番多かったのは「デブだから治療法はない」ってやつですね。 病院からは「もちろん体重も原因ですが、身長も高いし 寝具や椅子、生活リズムの急変などが原因だったりします」と説明を受けました。 デブが全員ヘルニアではないし、ヘルニアが全員デブではないように ヘルニア予防に重要なのは腹筋と背筋だそうで、 若くて、筋肉の少なく細身の高身長の人がなりやすかったりするそうです。 逆に動けるデブは、脂肪のお陰で自然と筋肉が鍛えられて、ヘルニアになりにくいとか。 僕の場合は動けるデブじゃない上に、 ブラック企業での過酷な肉体労働から 突然デスクワークになってしまったのが大きい気がします。 体重も増えちゃいましたし。あとは寝具と椅子が全然あってなかったなーと思います。 病院のベッドはかたいくせにすごい寝心地がよく、痛みも引いててびっくりしました。 とかなんとかいいつつ もう痩せるしかないんですけどね。 … 実を言うと、僕の持病はこればっかりじゃないです。 まず歯のかみ合わせが最悪で 左右の奥歯合計4本くらいしか噛み合ってないです。 下の前歯が前に出ちゃって、全然かすりもしません。受け口ってやつですね。 なんで、何かを噛みちぎるときは下唇を噛むしか無いのです。 だからあんまり良く噛まずに飲み込んじゃうので、 満腹になりにくいんで、余計太っちゃうんだろうなと思います。 あと、顎が小さいから奥歯がまっすぐ生えず 横倒しになっております。で、磨きにくいから虫歯になりやすいのです。 さらにそのせいで親知らずも顎の内部で眠っている、と言う状況なんだそうです。 あと、鼻炎とかアレルギーが酷く 実家に帰ってきてからというもの 涙と鼻水が止まらず、鼻がつまりっぱなしで死ぬほど辛い。 たぶん実家に新しくやってきた愛犬のすずちゃんのせいかな。 あとは花粉症かなぁ。 ※憎たらしいセイタカアワダチソウ。 こいつが群生してるところでラリーのオフィシャルやってた時 くしゃみが止まらず呼吸困難で死ぬかと思った。 とりあえずアレルギー用のお薬を実家で発掘したので それを飲んでだいぶ楽になりました。 ただ、元来鼻の粘膜が厚くて 年がら年中、多少なりとも鼻が詰まっているような状態です。 こうなると、もう手術してノミで削るしか無いんだとか。怖えぇー! そう、粘膜が厚いくせに血管弱いから ちょっとしたことですぐ鼻血でる。 アレルギーだから鼻炎になると鼻かみすぎるとすぐ鼻血です。 あと、温泉入ってるとのぼせて鼻血出たりする。 かわいい子がいると特にね…。 興奮しちゃうじゃないか…♥ … でも一番の持病は、色盲かなぁ。 左上の25、以外まったく読めない。 色盲とは行っても、赤と緑が苦手な赤緑色覚異常というやつです。 で、全く見えないわけじゃなく きちんと、「これは緑だ」「これは赤だ」とわかっていればそう見えます。 ただ、薄いピンクとグレー、 エメラルドグリーンとグレー、 黄緑色と黄土色、グリーンとカーキ色 青紫と紺色、赤茶と茶と赤の違いが初見だと難しいです。 基本、くすんだ赤系、緑系の色は何色かよくわかんなくなる。 小さいころ、よくアニメやマンガで「顔が赤くなる」って表現は フィクションの世界だけどオーバーな表現で、現実ではおこらないと思ってました。 いまでも、人の顔が赤くなったかどうかはわからないです。 目をこすったら赤くなるとか、そういうのもだめ。全然わかんない。 言われてみるとそう見える、程度。 たぶん、これは自論ですが 人間てのは網膜で捉えた情報に 脳が自動的に補正をかけてたりするんだろうなと思うんです。 実際に目ではグレーでしか捉えられてないイメージに 勝手に色を付けているんだと思います。 カラー写真を長時間凝視したあと、突然モノクロ写真に切り替わっても 色が付いているように見える「補色残像」というのがありますが あれはどうも、色彩=光の波長を捉える錐体細胞が疲労して機能が低下しているのを 脳が補正しているというのがメカニズムなんだそうです。 おそらくは、普段から僕の脳は 赤と緑がすっぽり抜け落ちたイメージに がんばって補正をかけまくってるんでしょうねぇ。 だから、微妙な色合いのモノを見続けてると すごい疲れたりします。暗いところのほうが疲れにくい気がします。 … 色覚異常で困った事はあんまりないけど 周囲の理解がないのが結構困る。 中学校の地理の授業で、 地図が薄いピンク色に塗られてたんだけど グレーにしか見えなくて、先生にふざけるなって怒られたことがある。 あと、会社で書類整理用のバインダー付きファイルを発注するときに 薄い色がわかんなくて、「これって何色ですか?」って先輩に聞いたら 一瞬「は?」って顔されちゃった。もちろん説明したらわかってくれたけど。 こういう微妙な色が一番苦手。 あと、ヴィッツのピンクはベージュにしか見えないし マーチのなす色もかなり苦手。脳が混乱する(元愛車だけど笑) 暗いところでメキシコの国旗を見たときは どっちが赤か緑かわかんなくなって、パタパタ色が入れ替わったことがあった。 しまいにはどっちにも赤になったり緑になったり… ※正解はこれ あとは、警官とか自衛官になりたいと全く思わなかったので それも問題なし。もし戦争になっても、前線には行けないだろうなー(非国民) ※レオーネ・アバッキオは色盲じゃなかったらしい。 デザインとかアートですごい不利…だと思われがちだけど ゴッホもターナーも色弱だったらしいし、問題ないね。 Webやグラフィックだと、色が16進数のデータで判別できるし そもそも、色弱でも問題ないデザインをすればいい。 色盲にはわからない色分けしてる地図とか路線図とか、 本当にやめてほしいもの。そういう辛さがわかるデザイナーになればいい。 薄ピンクとかグリーン、赤茶、黄土色、くすんだエメラルド、カーキ色は使ったら殺す。 … なんだか自分の病気の話をつらつら書いてみたのを読み返すと 病気自慢みたいでキモい。メンヘラ臭がしますね。 なんかメンヘラの女生主が、飲んでいる「おクスリ」とか リスカ痕をうれしそうに見せてくるような感じ。 (そういう子に限ってかわいかったりするから怖い) 何がいいたいかというと、 意外と人間っていろいろな病気を持っているんだということ。 ちょっと人にはわからない病気やクセ、恐怖症って星の数ほどありますものね。 (僕は閉所恐怖症で、MRIに入ることが出来ないです。発狂しそうになるんで。) みなさんも何か一個くらいかあるでしょう? (トヨタの話をするとすぐ批判するホンダ信者やスバリスト、 口を開けば国産車の悪口しか言わない外車乗りとかも病気に入るのかな…) あと、病気っていうのは健康な人には辛さがわからないし 辛さがわからない人から、誤解されるのが一番つらい。 でも、妙に配慮されるのもめんどくさい。 色盲じゃなく、色覚異常という呼び方にしましょう!とか。 でも色盲って言うと、まったく色がわかんない人だと思われちゃうから わりとありがたかったり。 あと僕はダイエットしたところで 結構まだまだ持病とは付き合っていかなきゃいけないってことですね。 とにもかくにもです。 他人の辛さや苦しみを完全に理解することは出来ませんが 出来るだけ気を配れる人間でありたいなと思います。 あと、さっさとヘルニアが完治しないかな〜と思ったりしています。 ではでは〜ノシ
by hiwai-rs
| 2013-09-21 12:54
| 日記
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