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 一昨日、仕事の帰り際に 財布をなくしていることに気が付きました。 あちこち心当たりのある場所は探しまわって 駅や交番にも尋ねたのですが届出はなく 職場の先輩方も探してくださったのですが結局見つからず… と言う感じです。 当面は通帳で引き出しが出来るし 会社からも少しお金を貸していただいて なんとか生きていくことは出来そうです。 本当に、会社の皆さんには感謝の言葉もありません。 … 中に入っていた5000円が消えたことはもちろんのこと 免許証や保険証、キャッシュカードやクレジットカード、SUICAの発行が めんどくさいし、手数料かかるし…すごいブルー。  ただ、やっぱり一番残念なのは 高校1年の時から10年使い続けたお財布が なくなってしまったということです。 DJ hondaのボロボロのおさいふ。 どこへ行くにも持ち歩き続けてきたのですが…。  これは元々、同じ中学の後輩（二個下）のお古を 自分のお誕生日のプレゼントに貰ったものなのですが 更にいうと、元々はその超絶美少年な後輩の これまた超絶可愛いお姉ちゃん（自分の一個上の先輩）のお下がりだったらしいのです。 この姉弟、日本人っぽくした ドラクエ6のミレーユとテリーと言えばわかりやすいでしょうか。 それともゴマキと弟…いや、なんでもないです。 まぁ、そういう経緯もあって大切に使ってきたのですが きっともう手元に戻ることはないんでしょうねぇ。 … ずっと長い間使い続けてきたものが 突然予期せずなくなってしまうと、喪失感がたまらなく辛いですね。  去年、15年くらい飼い続けてきた 愛犬のハナちゃんが死んでしまったのを思い出しました。 でもその時は、もう老衰で歩けなくなって、ボケも進行していたので ある程度予期していたから、そこまで悲しくはなかったけれど。 でも、火葬が済んだ後 いつも寝たきりだった場所にいないのが とにかく不思議で寂しく感じました。 … 話はちょっと変わりますが ここ最近、仕事がない時期があったり何だりで 自分が何をして人生を過ごしたいのかを真剣に考えたり 暇な間本を読んでみたり、それこそ思想とか宗教についても考えてみたりすることが わりと長い期間ありました。  偉大なる同志たちによる科学的で先進的な労働者のための思想についても少し学びました。 この思想について疑うことは看過できない階級的な大罪であり マルクス・レーニン主義路線の勝利を疑う退廃的ブルジョワ主義に毒された反動分子によるもので あることがわかりました（ホモは嘘つき） それ以外にも宗教や思想もあれこれかじってはみましたが やっぱりいちばんしっくりくるのは、仏教でした。  ※左の人です。 仏教にも色々ありますが 「結局死んだ後のことなんでどうやってもわからないし 生きている間、どうやったら幸せに過ごせるか考えてみましょ。」 という、宗教と言うよりはエッセイ本みたいなやつがいいなと思いました。 般若心経の現代語訳もいいですね。 「超スゲェ楽になれる方法を知りたいか？ 誰でも幸せに生きる方法のヒントだ もっと力を抜いて楽になるんだ。 苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ」 うーん、いいですね。 でもやっぱり、 お釈迦様が直接語ったとされる、原始的なものがすごい素敵で なかでも「諸行無常」というものが素晴らしいと感じました。 「もう世の中、絶対なんてものはないし どんなものも形は変わっちゃったりなくなるんだから そういうのにしがみつかないで、自由に生きようぜ！」的な感じ？ 実はこれ、2000年以上の時を経た今 IT化した現代の社会でこそ完成する思想なのかなと思ったりしています。 最近流行りのノマドとか、そういうやつ。 スーツケース一個だけで世界中を旅して生きていく ハイパーメディアでクリエイティブな生き方。 坂口恭平さんの、アンチ貨幣経済＝態度経済というのも この諸行無常な世の中で、より原始的かつ人間的に進化した 考え方だなーと思ったりします。 阿蘇の山奥で陶芸家をしながら仏教の教えを自分なりに再構築して、 断食とかの修行を通じて人生の意味、答えを悟った 元サラリーマンの話しなんかも最近読んで面白いなと感じたり （宗教はよくわからないけど、なにかをきっかけに「悟りを開く」というのは 結構リアルにあるんだろうなーと思う。） … 自分はどんな人生を送りたいんだろう。 クルマのイベントを開きたい、ネット配信の番組を作ってみたい 女性向けのきれいな男の子がモデルのエロ本を出版してみたい… あれこれ色々、こんなビジネスやってみたら面白そうという夢はある。 だけど、根源的にどう生きたいかとはまた別な気がする。 ものすごい大雑把に言うと とにかく、人生死ぬまで楽しく、苦しまないでストレス無く生きていければ なんでもいいと思ってる。 結局人生なんて一回しか無いし とにかく究極にリアルなゲームをプレイしているようなものだと思う。 （割と真剣に、今の自分の人生は仮想現実で どこか違う次元にさらにもう一段階上部の現実世界があると考えてたりする。） で、どういう人生が楽しそうか考えてみたけど 何かモノを書きながら生きていけたらいいなーと最近良く思う。 世界中を旅して、行く先々でいろんな経験をして刺激を受けて たまに故郷に帰ってくる。そんな人生を送れたら最高だなーと思う。 起業して会社でかくして、ブランド品で着飾って 都内の一等地に豪邸を建ててベンツやフェラーリを乗り回す… 少なくともそういうのは全く性に合わないのは間違いないと思う。 iphoneとMacbookと免許証とクレジットカードだけあればいい。 もっと未来になったらICチップを手首に埋め込んだり電脳化したりするだろうから そしたら3日分の着替えと歯ブラシだけ持って、あとは世界中 どこへでも行けるようになるね。 どうせ旅するなら思い切り馬鹿なことしたいなー。 10万円くらいの中古車でユーラシア大陸を横断するとかね。 もちろんロシアルートじゃなく、東南アジア・中東を抜けてヨーロッパに行きたい。 あと、アメリカ大陸を縦断するのもいいなぁ。メキシコ怖いけど。 もしセーフハウス的に家を持つなら 長野県か北海道の山奥に、廃材で作った小さな小屋を立てて 電気も水も全部自給自足でどこまで生活できるかチャレンジしてみたい。 その模様をネットで配信してもいいし、 陶芸じゃないけど動画制作をずっとやりつづけてもいいかもしれない。 動画だと陶芸家みたいに、 「これはつまらん！」とかいってガシャーン！って皿割ったりできないけど。 あ、お蔵入りは出来るか。 … そんなわけで、 デジタルでノマドになりたい自分の人生感やら目標とかと 仏教の教えがつながってきているようで わりと色々迷っているふりをして 自分がどう生きたいのか、実はもうわかっているのかもしれません。 仕事をクビになったし、家庭教師のバイトをしつつ 公務員試験の勉強して、自分の趣味に精を出すダメな公僕を目指したり 英語とか教員の資格をとって、東南アジアで日本語の先生をやるのも 結構真剣に考えていました。 が、幸い今の仕事がすごく楽しいしやりがいがあるので 許されるなら、今のまま頑張ってみたいと思っております。 とにかく、一度の人生ですものね。 とことんいろいろな経験をして、楽しみつくしたいと思っています。 だからまぁ、お財布一個でクヨクヨしないで 明日も頑張って生きていこうと思います。 なんだこのクソみたいな文章は、と 自分にツッコミつつ まぁまぁ、言霊というのもありますし、 とりあえず恥ずかしくても言うだけならいいじゃないですか、と 自分を甘やかしつつ 今日はもう寝ることにします。 おやすみなさい。
by hiwai-rs
| 2013-07-11 01:29
| 日記
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