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琴似にあるTSUTAYAとスタバが一緒になってるところで
本を買い、フラペチーノ飲みながら読書してきました。 買ったのは、この2つ。 シドニアの騎士9巻 そして モーターファン・イラストレーテッド最新刊 「サスペンションオブ・ザ・イヤー2012」 続き ↓ どちらも元々買おうと思っていたわけではなく、 ふらふらっとTSUTAYAを歩いていたら新刊が出ていて即購入。 今回は内容がとにかく非常に実りの多いものだったので、 まさに永久保存版と言った感じでした。 シドニアの騎士は相変わらず弐瓶勉先生の世界観に圧倒されっぱなしですが 今回は今まで以上に宿敵ガウナとはなんなのか考えさせられる内容で バトルもラブコメ要素もたっぷりで、非常に満足することができました。 でも…売れないんだよなぁw なかなか自分の好きなものがメジャーにならなくて歯がゆいところです。 とにかく、人類の存亡をかけた巨大な播種宇宙船というにもかかわらず 船内に和風な飲み屋とか蕎麦屋、カップラーメンの自販機とかがあるところが たまらないです。あと、山菜おこわが売っているところとかね。 でも、全然周りに好きな人がいないんだよなぁ…。 … モーターファン・イラストレーテッドもいつも読んでいるのですが 最近は電子デバイスとか、ちょっと自分の興味のない特集が多く買ってはいませんでした。 今回はサスペンションオブ・ザ・イヤーという特集が組まれており、 これは元プロドライバーであり、現在はサスペンション開発の達人として活躍する 国政久郎氏によって 現在販売中のクルマをあれこれノミネートして評価しようというもの。 これが非常に面白く、高級車やスポーツカー、国産車輸入車問わず 非常に厳しく、具体的に指摘がされていて勉強になりました。 最優秀賞がマクラーレンMP4-12Cだったのは 値段を考えると当然と思ったのですが、しかし実際には 値段が高いからいい足が作れるとは限らないようで 最高の足を作るというシンプルかつ極めて難しい目標を実現するために、 シャーシやサスに惜しげもなく特殊素材や技術を持込んで、そこに適正な値札をつけている というのが評価されたポイントなのでしょうね。 一方で、ポルシェやベンツ、レクサスやBMWなどは厳しく評価されていて コストをかけた作りの割に、煮詰めが足りてないと一喝されていました。 大企業の高級車とはいえ、本当にいい足を作るのは中々難しい事なのでしょうね。 … 一方で、特別賞を受賞していたのが プジョー208、三菱ミラージュ、そしてシボレー・ソニック。 面白いのは、この3台全部が、フロントにストラット リアにトーションビームというサスペンションの形式をとっていること。 とくにトーションビームは、シンプルで低コストで軽量で省スペースであり しかもスムーズな路面における追従性能も優れているという FF大衆車のリアサスとしては、ひとつの完成形なんじゃないかと 個人的に思っている形式なので、なんだかちょっぴり嬉しくなりました。 トーションビームはただのチープで粗悪なサス形式だと思い込んでる人が多いので…。 … プジョーの足がいいってのは昔からよく聞いてたし この208はかなりの意欲作だということで、良い評価がたくさんされてるのも知ってた。 意外だったのはミラージュとソニック。 正直に言うとミラージュは、何の取り柄もないコンパクトカーだと思っていたし デザインもいいとは思ってなかったわけです。 特にFバンパーとホイールキャップ、内装の色使いがチープな気がする。 リアの造形とインパネの造形自体はすごい好きなんだけど。 いくら低価格で低燃費が売りとはいえ、維持費の安い今時の軽と比べると大したこと無いし、 何で存在するのか全くわからないゴミだとおもっていたのですが この記事を呼んで考えが改まりました。 とにかくボディが軽いこと。それでいてきちんと普通車のトレッドと かっちりしたボディの剛性を持っていることで、 とにかく走りがいいと褒められていました。 足回り自体の設計や煮詰めも、シンプルで低コストながらきちんと完成されているのでしょう。 惜しむらくは、なぜか欧州仕様とは違ってスタビライザーが省かれていること。 そしてMTがないこと。 このボディでスポーツモデル(もちろん6MT)があれば すごい面白いホットハッチになるかもしれませんね。現在開発中らしいですが…。 ターボ4WDとかじゃなくていいから、超低価格で シティCR-iみたいな超軽量ホットハッチとか、 スターレットGTみたいな小排気量ターボのホットハッチを売りだして欲しいなぁ。 それにしても、せっかく良い設計なのに なんだか売り方が上手くないんじゃないかと思う。 唐沢さんが変なポーズするだけのCMじゃ、何も良さが伝わらないんじゃ…。 三菱のこういう、かっこいいCMが好きでした…。 … それと、シボレー・ソニック ここ最近、ヘタな国産車よりかっこいいと思う 韓国車が結構多くてすごい危機感を持っていたのですが 特に今シボレーの小型車は、GMに買収されたデーウが主に開発と製造をしていて とにかくヤバイなーと思っています。 このスパークなんてクルマもすごいデザインがいいと思う。 エクステリアもインテリアも。 チープな車だけど、無印とかIKEA的なシンプルさがあってとても素敵だと思う。 しかもこれが、アメリカ本国製のSUV、フルサイズセダン、スポーツカーと ディーラーで一緒に売られているわけで、もはや単なる韓国車と見る人は少ないでしょう。 とにかく、GM本社からの技術やデザインもたっぷり導入されているので侮れません。 一度破産したGMが、本気で再起をかけるために主軸においているのが 韓国メーカーのデーウであるといってもいいかもしれませんね。 モータースポーツでも活躍しているし 下手するとデザインだけでなく、ブランドイメージ的にも もうヘタな日本メーカーを超えているのかもしれない。 ヒュンダイもWRCに復帰する一方で 今世界的なモータースポーツのイベントに参加している日本メーカーは0。 これは…やばいっすよ…。 … そう思っていたところに、今回のサスペンションオブ・ザ・イヤーの特別賞の受賞です。 デザインやブランドは伸びてきてるけど、肝心の中身がねぇ… と思っていたので、とてもショックでした。 サスだけでなく、エンジンやボディのつくり 車全体の完成度でも、もう中途半端な日本車より上なのかもしれません。 ヒュンダイの子会社のキアもデザインいいんだよなぁー。 きっと走りとか中身もかなり完成度高い気がする。 見ていて美しいものってのは、たいてい中身も優れているものだから。 … そんなわけで、新年早々 より日本車への不安と、韓国車への危機感を募らせたわけです。 ただし、シドニアの騎士と同じく 俺みたいなヲタがほしいと思うような日本車は、きっとメジャーにはならないし たくさん売れることも無いんだろうなぁと思うわけです。 なんというか、自分がいいなーと思うものが売れない。 本当に好きな人、玄人が喜ぶものがどんどん世の中から消えている気がします。 クルマにしても、マンガやアニメ、テレビ番組から音楽にいたるまで…。 … 年末の紅白も、見ていて本当に悲しくなるような内容で もうほとんど、きちんと歌手と呼べる人が出ていなくて 日本の音楽業界はいよいよ終わりなんだなと、再度痛感するような内容でした。 もはや紅白に出るというのは、 「自分はちゃんと歌の良さで売ってるわけじゃない」 「自分はもう落ち目の歌手だ」 と宣伝することと等しいのかもしれない。 その中にあって、心から素晴らしいと思えたのがこの2人でした。 この感じ… まるでアメ横で売ってる1000円の「高級腕時計」に なぜかオメガやフランクミュラーが紛れ込んでしまったみたいなもんか。 それともオデッセイやbBだらけのVIPカー(笑)の群れに紛れ込んだ ブガッティ・ヴェイロンとランボルギーニ・ムルシエラゴみたいなもんか。 いずれにしても、クソみたいな偽物や、 完成度の低さを萌えとかブランドでごまかしてるものが多い中で 本当にいいものはきちんと存在しているし、 それをどうやって自分で見つけ出すか、そもそもいいものとは何なのか 自分でよく理解することが大切なんだろうな、と思います。 そんなわけで、周りがなんと言おうと シドニアの騎士はすげー面白い素晴らしい漫画だと思うし トーションビームは市販車にとって究極のサス形式だし 韓国車の出来はデザインから走り、品質といった全般で下手なに本社よりも優れているし AKBやジャニーズは歌手のふりをした偽物で、本物の歌手は美輪明宏ときゃりーぱみゅぱみゅだと思うのです。 自信を持って、自分がいいと思うものをいいと言えることが大切だと思う 2013年の新春を迎えたひわいでした。 ではではー。
by hiwai-rs
| 2013-01-03 01:17
| 日記
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