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みなさんお久しぶりです。 路頭に迷うひわいです。 もう2012年も残すとこ30日を切りましたね。 北海道も気がつけばすごい雪が積もってしまいました。 ここ最近わたくしが何をしていたかというと、ずっと修士論文を書いてました。 なんとか金曜日の一次締め切りに間に合い、あと1ヶ月コツコツ修正していく予定です。 とりあえず、今年最大の峠を超えたように思います。 これで内定通知を持っていれば最高の年越しだったのですが…。 では、この空白の1ヶ月をどうしていたかを 今日はここにまとめておこうと思います。 続き ↓ 【パソコン関連】 修士論文の提出締め切りの一週間前になって突然 愛用のMacbookProに紅茶をこぼしてキーボードが死んだり サブモニタが死亡、おまけに外付けのHDDまでバタバタと立て続けにご臨終です。 ついてねーな!と思いつつ 幸いちょびっとは貯金があるので これもいい機会です。パーっとあれこれ新調していこうと思います。 … とりあえず愛用のMacbookProは キーボード以外は全く問題なく使えているのですが、 それでもAppleに出すと10万くらい、 一般的な修理業者だと3万円くらい修理代がかかるみたい。 そんな金あったら、それを頭金にして 新品買っちゃうよねー\(^o^)/ ということで、ダメ元で自分でキーボード交換に挑戦しようと思います。 ヤフオクでキーボードだけ中国直輸入できるっぽいのです。 果たして…一般的にはアルミ削り出しのボディごと交換するのが一般的なようですが 失敗したら買い換えだわさ。 この動画をちょうど参考にしたいと思います。 … HDDは幸い新古品が北海道から格安で出品されていたので落札済み。 旧HDDも完全に死んだわけではなく 一旦特殊なソフトで別のHDDにサルベージした後 フォーマットすればまた使えるようです。 で、MacbookProもキーボード交換前に フォーマットした旧HDDにバックアップとれば完璧。 … あとはモニター。 画面が映らなくなったんだけど ちゃんとPCB側は認識するし、薄っすらと画面も写っているので バックライト切れで間違いなさそう。 こちらで全く同一の機種の修理方法が載っていたので これを参考に、まずはバックライト交換の前に、コンデンサを替えてみました。 が、全然変化なし。というわけで、蛍光灯買って交換してみます。 とはいえ、それで治るかどうか定かではないし しかも近年日本を取り巻く強烈なデフレと円高のお陰で とにかくモニターが安く買えてしまう今日この頃。 せっかくだし新品買っちゃおーと考えたのです。 予算は一万円前後で考えていたのですが 十分以上に良いのがいっぱい売ってることを知りました。 気になってたのが、 HP製20インチ…送料込8000円 BENQ製の24インチ…送料込14000円 せっかくなのでBENQのフルHD24インチを買ってしまいたい気もするけど ほぼ半額で買えるHPも捨てがたい… あと心配なのは、あくまでノートPCのサブモニタなので あんまりでかくてもギャップありすぎて困っちゃわないか心配ということ。 しかしながら、やっぱ映像編集とかすることもあるし BENQを買ってしまおうか… と悩んでいたのですが、 たったいまAmazonでiiyama製の23インチをぽちっとしてしまいました。 15000円ですが、すべてのモニタの中で一番人気の商品で 目にやさしいというのに惹かれて、これにしました。 … あと、今緊急用に使ってる 前に使ってたWindowsのノートも意外と使い物になるので 再インストールしたり、CPUを速いのに替えたりしてあげようかなと思っています。 【映画のはなし】 ここ最近はとにかくテレビ番組、とりわけ民法のは 非常にくだらなくて、見ていて不愉快になるほどで ほとんど全くといっていいほど見ないようになってしまいました。 で、代わりに食事中とかに見ているのが 父がいつのまにか導入していた「ひかりTV」なわけですが これが優れもので、いくつもの映画やアニメが無料で見れるわけです。 で、ロミオの青い空や楽しいムーミン一家などの名作アニメもひと通り見てしまったので 最近は映画を見まくってました。 クリストファー・ノーラン監督のインセプション、インソムニア バック・トゥ・ザ・フューチャー123、アダムスファミリー1・2 グリーンマイル、ボーン・アイデンティティ&スプレマシー、 テリー・ギリアムのブラザーズ・グリムやDr.パルナサスの鏡などなど… で、家で見るだけで飽きたらず この1ヶ月の間に2回も映画館に足を運んでしまいました。 そう、エヴァQと007スカイフォールです。 まどマギと伏、あとアウトレイジ・ビヨンドも見たかったのですが タイミングが合わず残念がら見れませんでした。 … エヴァQについては公開までの日本中の期待と盛り上がりが すごい熱気を帯びていましたね。 かくいう自分もすごい期待していた一人でした。 公開初日、チケットは売り切れだと思い込んでいたのですが 偶然札駅の地下歩行空間で知り合いにばったり遭遇し、 チケットが余っているのを教えてもらい、幸いそのまま劇場へ行ってみてきました。 感想は…正直に言ってクソでした。 作品自体には見るべきところもたくさんあったのですが 何が嫌かというと、庵野秀明監督の観客への不誠実な態度がとにかく不愉快でした。 冒頭に監督のマスターベーションそのものである「巨神兵東京に現る」 という学生の短編映画以下の作品を無理やり見せつけられて 肝心の本編自体が…と言う感じ。 くわしい内容はネタバレになってしまうので触れないでおきますが 例えるなら 「お気に入りのAV女優が3年ぶりに復活するので 予約してDVD買ったら、冒頭30分なぜかAV監督のおっさんのオナニーが流れ その後の本編ではAV女優がワケもわからずレイプ魔に脅されて 言われるがまま服を脱いだだけで終わってしまった。」 そんな感じの内容でした。 エヴァの新劇場版を見に行ったはずが なぜかナウシカとナディアと旧劇場版が上映されてた、とも表現できます。 上映後、お馴染みの明朝体で「つづく」の文字が黒バックに出た瞬間、 ほぼ満席の観客席から大きなどよめきが起きたのが印象的でした。 自分はというと、すっかり頭が真っ白になってしまい、 宇多田ヒカルの新曲がエンディングに流れていることにすら気が付きませんでした。 そんなわけで、ファンの間では これは史上最悪の駄作なのか、それとも次回作につながる期待作なのか はたまた鬼才庵野による旧劇場版の復活なのか、激しく議論がされていますが 個人的には庵野がエヴァに飽きちゃって、単純にモチベーションが消滅しただけなんだと思います。 宮崎駿のインタビュー(ソースなくした!)によれば、 去年の7月までエヴァQのプロジェクトは白紙だったそうですし。 相変わらずエヴァというのは、中に謎がありそうで実はすっからかんな まるでベニヤ板で出来た舞台セットのような、ハリボテみたいな作品なんだと思います。 とはいえ庵野秀明の斬新な演出や絵作りがベニア板の上に展開していて それが面白いし、価値があったわけです。 それをわかった上で楽しめばいいのですが、 かわいそうに、自分はインテリだと信じ込んでいるバカが 「いや、きっとこの謎はこういうことに違いない!」 「これは庵野からの俺たちに対する挑戦なんだ!」 と思い込んで、永久に無意味な研究(笑)をし続けていて、 またそれが繰り返されようとしているのです。 旧劇場版で騙されたのに、また騙される。 というか、未だに騙されていることにすら気がついていないのかも。 問題はベニア板で舞台セットを作ることがうまくても ちゃんと何十年も崩れない本物の建物を建てれるかというとそうではない。 で、今回の新劇場版ではちゃんと建物を建てようとした庵野が 結局「やっぱ無理ー」となって、舞台セットで終わってしまいそうな不安を感じています。 とはいえ庵野信者は 「そうやって馬鹿なオタクを騙して、からかうのが監督の真髄なんだ!」 とか言って擁護しかねないのですが… 今回の新劇場版は旧劇場版と違って、ものすごいお金と人材と時間というコストを掛けて 制作され、広報され、様々なタイアップもあり、 日本のコンテンツではもっとも大きい社会への影響力を持つ存在に成長してしまったわけです。 その成功によって現在の地位を得た庵野秀明は きちんと背負った期待と責任に答える義務があるし それが出来ないなら最初から新劇場版なんかに携わるべきじゃなかったと思います。 自分の広げた風呂敷を放置して、gdgdな現場から逃げ出して、それを 「キモオタをからかってやったんだ!」という言い訳で通すのは もう許されないのだと思います。 なんとか次回の完結編で、きちんと終わらせて欲しい ベニア板の舞台セットじゃなく、ちゃんとした建物に完成させて欲しいと願っています。 とか書いたあとで、押井守監督の的確な批評を発見したので 是非こちらも、というか僕の駄文なんかすっとばして こっちを読んでいただきたいと思います。是非是非。 あれこれ言っても やっぱ冒頭の6分30秒は圧巻です。 とくにBGMに「バベルの塔」をアレンジして使っていて、痺れました。 … あと、一昨日見てきた 007スカイフォール 大好きな映画「アメリカン・ビューティー」の監督 サム・メンデスがメガホンを取るということですごい期待しておりました。 実は映画を見に行く直前に 行きつけの床屋さんに立ち寄ったのですが、 そこで散々「評判が悪いらしいぞ」と事前情報を カミソリで髭を剃られながら強制的に聞かされてしまい かなり見る気を失いかけていたのですが、 実際見て良かったと思っています。12月1日なので1000円だったし。 ただ、レビューサイトにも厳しいコメントが多く たしかに最高に素晴らしい出来だったかというと疑問は残りました。 いくつかストーリー的に「なんかおかしくね?」みたな突っ込みどころもあったし ボーン・シリーズやダークナイトの影響も大きい気がしました。 あと、あれこれ詰め込みすぎて焦点がボケてるなーとも感じました。 でも、今までのボンドのセルフオマージュや要素をねりこみつつ 全く新しい挑戦もあったりして、007映画50周年記念らしく、 いい意味で古くて新しい作品でした。 あと、ダニエル・クレイグになってからの007らしく シリアスなシーンで基礎を固め、リアリティのあるアクションシーンや 渋みのある笑いを生むシーンやセクシーシーンで彩りを添える、 そういう作り方は相かわらず素敵です。 ロジャー・ムーアやピアース・ブロスナン時代が まるでオースティン・パワーズ並にくだらなく感じるのは やっぱダニエル・クレイグになってからの変化の大きさと、 それがスタンダードに感じるほど浸透しているということの証なのかもしれませんね。 しかしながら、肝心の本編が霞んでしまうほど素晴らしかったのが Adeleの歌う主題歌「Skyfall」でした。 このスカイフォールは忘れ去られても きっとこの曲だけは永遠に残っていくんだと思います。 中世の銅像が黒く錆び付いても、金の装飾だけがいつまでも輝き続けるように。 一方で、プラスチック出来たおもちゃの宝石ばかりの 日本の音楽業界を見ていると、いったい何年ものつのか心配に思います。 もはや本当に宝石を探すなら 「オリコンランキング」とか「JASRAC」とか「バーニング」と書いてあるおもちゃ箱よりも 山や川に行って、砂利や土を掘り返して原石や砂金を探したほうが早いのかも。 そんなことを、最近ネットの同人音楽を聴いていて感じます。 思えばAdeleもMyspaceに投稿した曲がきっかけでデビューしましたね。 音楽にかぎらず、マンガやイラスト、アニメや映像作品の未来は とりわけ日本の場合はプロの世界よりもネットの同人の世界にあるんじゃないかと 最近真剣に考えています。 【ものがたり】 先日の中央道での笹子トンネル崩落事故 まだ事件の全容が見えてこないのですが かなり前から危険性が指摘されていたようですし ネクスコの落ち度だったことは間違いなさそうです。 亡くなった方々に心からご冥福をお祈りいたします。 実を言うと、僕の生まれ故郷が長野県の上諏訪というところなので このトンネルはおそらく何十回と通っているので 決して他人ごとではないのです。 トンネル崩落事故といえば 北海道の豊浜トンネルの事故を思い出します。 小樽に住んでいる自分にとってはかなり身近な存在でした。 うちからクルマで1時間半で行けてしまう距離で、何度か通ったこともあります。 これも国や開発局のミスであることが指摘されていますね。 この事故があったのが、自分が9歳の時。 これがトラウマで、やっぱりトンネルを走っていると崩れるんじゃないかと 今でも不安になりますが、今回の事故でさらにそれが増してしまいそうです。 こういう事故で、少しいい話だなと思ったのがひとつ。 事故に巻き込まれながら、ただ一台だけ生還したのが NHK記者が乗っていたインプレッサでした。 聞けばこのインプ、スバリストの記者さんが 新車で買ってからずっと大事に乗り続けてきたクルマなんだそうで。 持ち主を自分の命にかえて守った最期だったんじゃないかという気もします。 幸いなことに、ボディはダメージを受けていますが 足回りにダメージはなく(だからこそ生還できたのですが) なんときちんと修理して復活させるのだとか。 なんというか、こうやって持ち主に長く大切に愛され続けた機械やモノには やっぱり魂がこもるんじゃないかなと思うことがあります。 そばに居てくれるだけで幸せなのですが いつかきっと恩返しをしてくれる時が来るのかもしれませんね。 モノの価値というのはなかなか簡単には決められないものですが やっぱり一番価値があるものっていうのは 人に話せる「ものがたり」があるかどうかなんじゃないかと思います。 そのものがたりを生むのが、ブランドであったりスペックであったりするかもしれないし モノ自体の生まれた背景とかなのかもしれない。 でも一番は、持ち主がそのモノに持っている思い出こそ なににも代えがたいものがたりなんだと思います。 たとえば新車のハマーを乗り回したり、 500馬力のGT-Rで首都高をすっ飛ばすことも「ものがたり」だし ビートルに乗って、ポルシェ博士とヒトラーのエピソードを語ることも出来る。 でも、ワンオーナーで20年近く乗り続けて 大事故にあってもドライバーを守りつつ生還して、そしてまた修理して乗り続けていく… これほどの「ものがたり」は無いんだろうなと思います。 インプレッサが水平対向エンジンで、250馬力もある4WDターボで WRCで活躍した経歴を持つ、限定車のWRX-RAで…なんていうスペックとかブランドが 霞むほどの「ものがたり」だなと思います。 スペックやブランドとかの、金を出せば誰でも手に入る「ものがたり」ではなく 大事に長く乗り続けて、思い出を積み重ねていくことで手に入る「ものがたり」は 世界にひとつだけの、本当に貴重で素敵なものだと思います。 で、そのためにはクルマに対して愛情を注ぎ続けていくしか無いのですが その愛が今回、ドライバーを救ったのかな、と思ってしまいます。 そういう愛のある「ものがたり」を大事にしていきたいですね。
by hiwai-rs
| 2012-12-04 03:55
| 日記
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