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ホンダから新型の軽自動車が発売されるようです。
その名は、N one。 続き ↓ かつての名車、N360をモチーフにしたレトロモダンなデザイン。 いいですね。 トゥデイ以来、背の高い車種ばかりだったホンダの軽ラインナップに ようやく普通のセダンタイプが加わることになりますね。 これでターボMTのスポーツモデルがあればいいのに… なんで最近の軽って、そういうの無くなっちゃったのかしら? 個人的にはこっちのデザインのほうが好きですが… EV-Nという電気自動車のスタディモデルなんだそうですよ。 今後、ホンダの軽のデザインアイデンティティになるのかもしれませんね。 もういっそ全部、昔の軽リスペクトなデザインにしたら楽しそう。 アクティはT360、N boxはステップバンを…。 … ここ最近ホンダに魅力的なクルマが少なかったので これを機に、また元気いっぱいで、アイディアとオシャレのかたまりのような かつてのホンダに戻ってくれればいいなぁーと思っています。 … ホンダがダメっぷりを濃縮したようなクルマが ハイブリットカーのインサイトなのかなと思っています。 不幸にも、うちの両親の愛車です。 外装も内装も、いかにも粘土を削って作りましたって感じで 全然色気がなくて異常にチープな感じがする。 プリウスに値段の安さで対抗しようとしたツケが丸出しになってる気がする。 2008年発売の水素自動車のFCXクラリティ。 2009年発売のインサイトのデザインはこれをベースにしてるっぽいけど 格段に美しく感じる。 よくよく比べてみると まんまクラリティを50倍くらいチープするとインサイトが出来上がることに 気がつく。 そもそもプリウス丸パクりの5ドアクーペスタイルで とにかく室内が狭い。その割に燃費もべらぼうに良いわけじゃない。 運転していても、なんとも足回りのフィーリングが不可思議。 シートの出来も良くなくて、長距離だと腰や背中がだめになる。 腹が立つのは、せっかくのアイドリングストップが たまに全く機能しなくなることがあること。要因はなんなのか全くわからない。 それでも、なぜ我が家がこのクルマを不幸にも買ってしまったかというと それまで乗っていたヴォクシーがとにかく燃費が悪く、 俺も妹も免許をとって、そのうち就職して家を出ることを考えると ミニバンなんか要らないだろう、というのがひとつ。 そんなわけで 「エコカー減税やら補助金があるし、ハイブリットカー買ってみる?」 となったこと。 ハイブリットカーに4WDがない…けれども俺のマーチで 特に問題なく冬の間走れていたので、たぶん大丈夫だろうという認識。 もう一つは、とにかくトヨタのディーラーの対応が悪く (ディーラーに車検出してもただ通すだけで、 タイヤの溝やオイルの残量が足りてなかったり、下回りの錆を教えてくれなかったこと。) プリウスのほうがいいけど、トヨタは嫌!ということ。 そして極めつけに、うちからクルマで30秒のところに ホンダのディーラーがあったこと。しかも営業の人が たいそう親切な人で、安心しきっていたこと。 決め手は、母。 「インサイトのシフトノブ、昔乗ってたプレリュードとそっくり!」 「同じホンダだし、4枚ドアになったプレリュードみたいなもんじゃん!」 両親が北海道に移住するまで大事に乗っていた ホンダの2ドアクーペ、プレリュード。 北海道は雪が多いからと、4WDのトヨタ・カリブに乗り換えてしまったのですが いまでも口癖のように、プレリュード良かったなーと口をそろえて両親が言う そんな思い出が詰まったクルマでした。 最後に、母が 「他のディーラー行くのめんどくさいし、買っちゃお!」 との一言で、購入が決まったのでした。 … 購入後、実際にはプリウスほど燃費が伸びず 事業仕分けの影響からか、家の前の道路に除雪がほとんど入らなくなり インサイトはしょっちゅうスタックしてしまうのでした。 実は同じ2WDのマーチが冬季にそれほど困らなかったのは インサイトよりも400kgちかく軽く、MTなので勢いをつけて スタックしても、比較的容易に脱出することが可能だったからでした。 それでもなお、インサイトは両親のお気に入りで 今まで乗っていたヴォクシーの倍以上の燃費で なにより、結婚して間もない時に乗っていた愛車のプレリュードを思い出しつつ 毎週末のように、夫婦2人水入らずでドライブに出かけています。 インサイトは最高にかっこいいわけでもないし 最高に燃費がいいわけでもない…どちらかというとなにもかも中途半端な ホンダの駄作なのかもしれませんが 結局どんなクルマだろうと、それをどうやって楽しく使うか それが一番大事なんだと、両親とインサイトを見ていると思うのです。 … とはいえ、さすがに今年の冬もインサイトで苦労するのは辛い。 そんなわけでつい先週 マツダの新型SUV、CX-5への乗り換えを真剣に検討し 契約寸前まで行ったのです。 4WDで車高の高いSUVのくせに、ディーゼルターボで18km/㍑も走る化物。 燃料はガソリンより2割ほど安い軽油なので、 燃料代で考えるとインサイトとほぼ同じランニングコスト。 しかもインサイトよりも格段にパワフル。 走りの質もいいし、シートの出来もよくて腰痛要らず。 インサイトの下取りが想像よりも異常に安く この話はなかったことになりました。 原因は、赤いボディ、インサイトという微妙な車種、ちょっと多すぎる走行距離。 そして決定打が、母がいちどやらかした事故による修復歴。 その帰り道… 「あーあー!事故がなければなぁー!」と遠まわしに母をなじる父と 「なによぉーじゃああたしが死んじゃったり、障害残ったほうが良かったわけ!?」 といじけてみせる母。 しかし、その痴話げんか(というか齢50を超えた夫婦の醜いじゃれあい)も 途中でシャトレーゼのシュークリームを母が買うことによって それで丸く収まってしまいました。 家族3人で、母のせいで下がった40万円もの査定額も けっきょくシュークリーム一つで無かったことになってしまう我が家が 何とも平和でバカらしく、大笑いして帰宅したのでした。 代わりに、というのもなんですが つい先日、父は程度のいい現行型のジムニーを 中古でポンと買ってしまいました。(どこに金あるのかしら…) こんな感じのやつ 本州から持ってきたタマで錆が全くなく これならきちんと整備をしておけば長く乗れそうです。 とりあえずインサイトのローンが終わるまでは これを冬の間のセカンドカー&大雪時の緊急マシンとしてつかい その後、CX-5に乗り換えるつもりのようです。 そしてこのジムニーは俺のものになるはず…(就職してればね) なんだか一番形で収まった気がします。 残り三年、このジムニーと 欠点だらけだけど愛くるしい赤いインサイト そして錆びてぼろぼろなJA11のジムニー、黄色いリトルカブ。 これが我が家の愛車として活躍してくれるのでしょう。 … 「負けるもんか」をスローガンに ホンダは再びかつての元気な頃に戻ろうとしていますが 我が家の「負けるもんか」は 冬季に除雪の入らないせいで地獄と化した家の前のラフロードに インサイトで残り3年、立ち向かっていくことです。 とはいえ 結局去年と同じように、インサイトは家の奥に仕舞われて ジムニーばっかりが活躍しそうです。 随分軟弱な「負けるもんか」ですね。
by hiwai-rs
| 2012-08-17 12:12
| 日記
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