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皆様お久しぶりでございます。 ひわいです。 今更ですが、ドイツ・ベルリンでの3ヶ月間を終えて 6月30日に帰国いたしました。 ヨーロッパの旅の話、ベルリンでの3ヶ月の振り返り 原発の話、消費税の話、クルマの話など いろいろお話したいことがあるのですが、 まずは、帰国の模様と、今までをざっくりとまとめてみようと思います。 続き ↓ 6月29日、ドイツ・ベルリンでの最後の晩餐は ドイツ名物の豚足=アイスバインをいただきました。 1kgもある肉とコラーゲンの塊。 しかし自分と比べるとえらい小さく見えますね。 このアイスバインが消化し切らないうちに 翌日の夕方についに帰国のため飛行機に乗り込んだのです。 … しかし、人生初の帰国準備。 自分の準備の悪さ、手際の悪さ、計画性の無さ ほとほと自分に愛想が尽きました。 荷物を日本に発送したのですが、ダンボールが中々見つからないわ 箱に詰めてから、あれもこれも送ればよかったと後悔したり 1ヶ月近くかかるから食品類は送れないな、と思ったら 実際は1週間ちょっとで届いちゃったり。 そして問題の手荷物ですが、 どうやっても重量制限に収まるように荷造りできず やけくそで機内持ち込み手荷物にぶち込んでおきました。 本当はどう考えても機内持込み荷物の重量をオーバーしていたので 最悪すべて捨てるしか無い、と思っていたのですが 全く問題なく、手荷物検査もスルーできてしまいました。 一人1つまで、ということだったので 無理やりリュックにぶちこんでみたりしたのですが、そういうのもしなくてよかったみたい。 IKEAでもらえるような、ちょっと丈夫なお土産用バッグなら+1個までOKっぽかった。 … とはいえ、もっと荷物は少なくして良かったと とにかく反省しきりです。 「もったいない」とか「念のため」というのは旅の大敵ですね。 いつも車で旅してばかりなので、とりあえず使いそうなものは車に積んでおけば なんとかなる、という感じだったので…。 就活にしても、今回の旅にしても 車じゃない、手荷物だけの旅の場合は もっともっと、極限までスマートに荷造りすべきですねぇ…。 途中で合流してくれた高校時代の同級生S水さんなんかは 本当にスマートに旅も生活も楽しんでいて、とても勉強になりました。 … ちなみに帰りの飛行機は、行きと違って完全に満席。 そして自分以外ほぼ全員韓国人。 3列席の窓側が自分の席、 通路側の2席は、お友達同士らしい韓国人の女の子2人。 航空会社が発券に手こずり、機内に入れたのが出発10分前だった私は お友達どうしの平穏を破壊する、「侵略者」そのものとして扱われ 12時間近く、まるでツボの中に漬けられたキムチのように、 気まずさ 拷問でした。 この状況なので、ゆったりと読書や映画鑑賞を楽しむ気にもなれず 地図上に表示された「Dokto」や「East sea」の表記を見て あれこれを思いを馳せるほかなかったのです。 インチョンはとても綺麗な空港で、広さも 成田空港の比ではありませんでした。 残念ですが、アジア最大のハブ空港として インチョンはほんとうによく出来ていました。 それに比べると成田空港は、全世界に向けて、 日本の恥部を発信しているだけの、 不完全で歪で稚拙な存在に思えてしかたありませんでした。 悲しい限りです。 あと機内食美味しかったです。すげー少なかったけど。 … さて、長旅を終えて日本到着!したわけですが そのまま新千歳空港に降り立ったわけではなく、予定を変更して 妹が働いている京都舞鶴にやってきた母と合流するため 関西国際空港に到着したのです。 旅は終わっていませんでした。 その日は雨がひどく、そこに来て酷暑。 まるで熱帯雨林の中に迷い込んだかのような、異常な不快指数でしたが 汗だくで空港内を這いずりまわってレンタカー屋にたどり着き 車内に飛び込んでエアコンを全開にして、ようやくほぼ丸1日ぶりの平穏を取り戻したのでした。 今回の旅のお供は、実家の車と同じインサイト。 なぜか右リアだけハンコックタイヤでした。 アウトバーンで乗ったVWのUp!と比べると、燃費は同じで 運転の頼もしさ、楽しさは半分程度という感じでした。 あと、外装や内装の質感やデザインが、とてもチープに感じました。 最近のホンダはクソです。 … さて、大雨の中高速をぶっ飛ばし 夜遅くにホテルに到着し、母と息子は3ヶ月ぶりの対面を なぜか舞鶴のヤニ臭いビジネスホテルで交わすのでした。 … 翌日、生まれて初めての天橋立を堪能した私。 素晴らしい風景はもちろんのこと、展望台まで登る一人乗りのリフトに ものすごい興奮しまくりでした。 もちろん定番の股のぞきも(呼吸困難になりながら)やっておきました。 かーちゃんもやってました。 そのあとは、五老ヶ丘公園の展望台や、西舞鶴港、 海上自衛隊の軍艦や地元の物産展を見て回りました。 … その日の夜、仕事を終えた妹と合流した我々は 旅館に一泊。 美味しい魚介がメインの晩ご飯を堪能し 素晴らしい温泉をたっぷりと楽しんだのでした。 ちなみに、刺身とか天ぷら、茶碗蒸しや味付けご飯といった食べ物はもちろん 全身でゆっくり湯に浸かるという行為も、すべて自分にとっては3ヶ月ぶり。 それを地元ではなく、なぜか京都舞鶴で、というのが何とも筆舌に尽くしがたい。 … 翌日、妹を寮まで送り届け、お昼に天下一品を食べたあと 母と息子は関西国際空港から、我が家へと飛び立ったのです。 帰りは 心安らかな空の旅を満喫しました。 … こうして、小樽、札幌、千歳、千葉、東京、日光、鬼怒川温泉、筑波、千葉、 インチョン、フランクフルト、ベルリン、 カッセル、ライプチヒ、プラハ、ドレスデン、ベルリン、フランクフルト、インチョン 大阪、舞鶴、千歳、札幌、小樽…と渡った、長い長い3ヶ月を超える旅が終わったのでした。 色々と感想や反省がたくさんあるのですが それはまた後日。 ただひとつ、確信したのは どこにいようと、自分は自分なのだということ。 どこかに行ったからといって、生まれ変われるわけではないのです。 でもどこかに行く事で、 新しい発見やアイディアが得られることも確かなのだと思います。。 それと同時に、自分はおそらくどこへ行ってもやっていけるのだろうなという ぼんやりとした、しかしそれでいて、しっかりと手応えのある自信が得られました。 つまり、どこかに行って、そこに腰を据えるのではなく つねにどこかに行ったりし続ける、動き続けることが大事なんだろうなと おぼろげながらに自分なりに納得しています。 これからは、一歩踏み出すことにビビらないで とりあえずやってみる。 で、期間を長く取る必要もないし、お金をたっぷりつぎ込んで 荷物をたっぷり抱えて行くような旅ではなく ふらっと、リュックひとつだけ背負って、気軽に遊びに行くくらいの感覚で 色々行ってみるのがいいのだろうなと思いました。 一つ思うのは、帰国後 ふしぎとアグレッシブに行動している自分がいることです。 理由はわからないんですけど。 3ヶ月も現実逃避していたわけですから アグレッシブ過ぎるくらいに頑張って ようやく現実に追いつけるのかな、と思っているところです。 じゃあ帰国編のまとめはそんなところで。 おやすみなさい!
by hiwai-rs
| 2012-07-12 02:24
| 日記
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