Counter
ブログパーツ
カテゴリ
検索
その他のジャンル
画像一覧
|
さきほど日本では金環日食で 僕もニコ生を通じて見ていました。 日本のビデオカメラで捉えられた日食が デジタルに変換されて、ネットを通じて、Macbookのモニターに表示され ここベルリンでリアルタイムに見ることが出来るというのはなんだか 感慨深いですね。 続き ↓ … 昨日はドイツ人の先生にお誘いを受け シュプレー運河のほとりにある公園で バイエルン・ミュンヘンとちぇるしーFCの試合を パブリック・ビューイングで見てきました。 金環日食にしても、パブリック・ビューイングにしても どちらもリアルで見たわけではないんだけど 大切なのは「ライブ感」みんなで感情を共有することなんだと思う。 正直3D(笑)よりも ライブ感の方が、今後映像技術にとって必須になってくると思う。 3Dの映画を独りで映画館で見るより 2Dで、しかも画質も良くないけれど ニコニコで(違法かもしれないけども)みんなのコメントを読んで 感情や思考を共有しながら観るほうが面白いと思うのは俺だけじゃないはず。 … ちょうど今日のお昼くらいまで ニュルブルクリンク24時間耐久レースをやっていたこともあって ずっと、こうやってライブでみんなで楽しめる そんなクルマのイベントがあったら楽しいだろうなぁと思ってた。 正直アメリカのイベント、NASCARはもちろんのこと X-GAMEとドリフトがすごい参考になる気がする。 決してお金をいっぱいかければいいわけじゃなく その辺の中古車や廃車、軽自動車で遊んだって楽しいはずだ。 最新式の3Dで超高画質の映画を見るとか、ゲームをプレイするよりも、 もっと楽しくてもっとお金のかからない選択肢があるのと同じ。 … 話は変わるけど 最近色々と、日本とドイツの違いを考える。 考えても中々答えは見つからないけど、 結局、ゴールとは何か、ということをしっかりみつめているか ということなんだと思う。 ベルリンの人たちの生活を見ていると とにかく無駄なお金をかけない。 そして無駄に働き過ぎない。仕事もみんなでシェアする。 無駄っていうのは、 見栄とか、世間の目とか、そういうことなんだと思う。 なんだろう、それってなんだか 江戸の町人の生活に近いのかもしれない。 日本人はとにかくいっぱい働いて、いっぱいお金を使って いっぱい鬱になったり、過労死したり、自殺する。そんな気がする。 日本人は働き者だから そんなヨーロッパの生活は合わない!って誰かが言っていたけど それって本当なのかな? 江戸時代の町人生活について聞くと かなり今のベルリンに近い気がしてならない。 明治から昭和、戦後の高度成長とかバブル。 とくにバブル崩壊後の不況が、 ワープアな人たちを産んでしまったんじゃないかと思ったり。 … あと個人的には、労働組合に問題がある気がする。 あくまで労働組合の仕事と目的はは、労働者が団結して、 より良い環境、労働条件を得ることなはず。 ところが実際は、新左翼の口実になっていて なぜか反戦、憲法9条死守、自衛隊廃止、国旗国歌廃止、反原発、環境保護 そういうのがごっちゃになっている。日本と海外のメーデーを比べれば明確だ。 労働者の団結ではなく、 単に新左翼の残党の「手段のための目的」の一つになっているんだと思う。 … 手段そのものが目的化してしまうこと。 これが日本の諸悪の根源なんじゃないかと思う。 基本的には、人間の生きる目的っていうのは 生まれてから死ぬまで、できる限り楽しく、 平和に、幸せに生きていくことだと思う。 死に物狂いで勉強して、就活して、休みなく働いて ブランドを買いあさって見栄を張ることが幸せなのか。 どうなんだろうか。 日本ていうのは、クルマで例えると 600馬力のフルチューンの 湾岸仕様のGT-Rみたいなもんなのかもしれない。 確かにパワーがあって直線は速いけど、コーナーは楽しくない。 重いし、燃費悪いし、パーツ代、維持費、税金もべらぼうに高い。 そのくせ、あんまり乗っていてもかっこよく見られない。 ただの自己満で、ちゃんとした競技でもないから、速くする意味もあまりない。 人生を楽しむ、運転を楽しむっていうのが目標としたら 実はホンダのビートや、ロードスター、ジムニーみたいな 速くはないけど、格段にお金がかからないでドライビングを楽しめる選択肢もある。 もしくは廃車の軽をみんなでいじって、耐久レースに出るとか。 競争を楽しむなら、格段にこっちのほうが楽しい。腕も磨ける。 かえってわかりにくくなっちゃった。 なんのための例えなんだろう。 … 【追伸】 いま部屋の備え付けの本棚に たまたまよしもとばななの本があって読んでいる。 調べてみると、あるコラムでこんなことを書いてた。 「友達の送別会を閉店間際、誰もいない居酒屋でやっていて こっそりもちこんだ海外土産のワインを開けて飲んでたら オーナーにこっぴどく怒られてしまった。 そんなに怒らないで、笑ってゆるしてくれれば これからあたしの人脈で、お客さんも増やせたかも知れないに もったいないオーナーだなぁ、きっとこの店は潰れるだろう。」 そんな感じ。 で、なんて図々しいばばぁなんだ!と怒りのコメントが多かったけど 個人的には、よしもとばななの言い分もわかる。 俺がオーナーだったら 「まぁまぁお姉さんたち、本当はいけないけど今日は特別に見逃しちゃうわ。 だけど代わりにお願いがあるの。今度からここの常連さんになって いっぱいお友達を連れてきて、いっぱいうちの美味しいお酒とおつまみを 頼んでいって頂戴。悔しいじゃない。絶対うちのお酒のほうが美味しいもの!」 とオネェ口調で言ってウィンクまでおまけして、 間違いなくよしもとばななのハートをがっちり掴んでいたはず。 … これも、目的と手段、なのかなと思う。 目的っていうのは、お客さんを喜ばせること。 そして店で利益を上げること。 難しいけれど、どちらも無視できない、 このオーナーは、ルールを守るという手段にこだわっちゃったのかなと思う。 なんだか、著作権の話に似てると思う。 著作権をガチガチに守って、 一部でもコンテンツをネット上に公開してはならない! ってやることがいいことなのかどうか。 実は「本当はいけないんだけど、しょうがないなぁー」とか ゆるーく、寛容でいるほうが、ファンの心もつかめるし、 かえっていい宣伝になるかもしれない。 そんなことを思ったりしつつ、今日は寝ます。 おやすみーヽ(´ー`)ノ
by hiwai-rs
| 2012-05-21 09:01
| 日記
|
ファン申請 |
||