最近ハマッてしまったものを少しご紹介します。
まず、アニメ。 今更ですが宮崎駿の初監督作品 「未来少年コナン」です。 続き ↓ ずっと見たい見たいと思っていたのですが ようやく、25歳にして全話ぶっ通して見ることが出来ました。 高度な科学の崩壊と、その後に生き延びた人類の黄昏。 行き過ぎたテクノロジーと、それに基づく資本主義と帝国主義から エコロジーで美しい、理想的な共産主義への移行。 石造りの建物と、水の流れ。 復活する旧世代の超テクノロジーの破壊兵器と、それを倒す超人的主人公… などなど。 後の宮崎アニメに通じる、あらゆる要素の源流を あらゆるところで感じることが出来ました。 それどころか、宮崎アニメにかぎらず 後に続く様々な日本のアニメ、ゲーム、漫画、小説といった 様々なコンテンツ作品の多くが、 このアニメに大きく影響を受けていることは間違いないと思います。 クロノトリガーなんか「まんま」といえるほど強い影響を受けてますねw … 直接的ではなくとも、間接的に様々な作品を通じて影響を受けている作品も含めると この作品の影響力は計り知れません。宗教で言えば旧約聖書のようなものでしょうか。 ただ、やっぱり35年も前の作品であることや、予算や時間的な制限から 少しクオリティ的に劣る部分も少なくないです。 現代の目から見ると、SF的には人工知能や仮想現実の要素があってもいいのかなと思うし 萌え要素とも少ないですよね。それがいいところでもあるのですが。 … だからこそ今、 いろいろな要素を追加して再解釈したうえで 極めて高いクオリティでリメイクしてくれないかなーと思います。 その際は、コナン×ジムシィの濃厚なBL要素や ラナの様々な萌え&エロシーンは欠かせないでしょう。 モンスリー女史の少女の頃の話ももっと膨らみそうです。 人口的に遺伝子組み換えを行った猫耳と尻尾を持つ新人類の登場もぜひ加えたい。 レプカとダイスがノータイで地味な格好しているのはなんとかしたいw … NHKが坂の上の雲並に、膨大な予算と時間をかけて 「21世紀スペシャル大河アニメ」とか銘打ってリメイクしてくれたら スゴイことになりそうです。 もちろん日本最高のクリエイターを集めてドリームチームを作って欲しい。 背景デザインは帝国少年、キャラデザは大暮維人 音楽は平沢進師匠かDedemouse、浜渦正志先生とか。 監督は細田守さん、新房昭之さん、新海誠さんで。 作画監督は沖浦啓之、湯浅政明さんでしょうか。脚本は西尾維新で。 いっそ3部作の劇場版にした方がいいレベルですねw まぁ妄想するだけなら簡単ですが、なかなかそうはならないでしょうね。 ただ、とにかくそういう妄想がふくらませてくれるほど素晴らしい作品でした。 もしアニメ好きで、このアニメをまだ見ていないという人は 是非一度見て頂ければ幸いです。絶対損はしないはずです。 さて、次は故・今敏監督の妄想代理人を見ることにしましょう。 こちらもずっと見たいと思っていたので、すごい楽しみにしています。 … 次に、動画。 ハナエさんの「神様はじめました」 今日、運転中ラジオで聞いて一発で虜になってしまいました。 相対性理論と原由子にも通じる、かわいいけど少し切ない曲調。 ちょっぴり不思議でノスタルジックでレトロモダンな世界を感じました。 素晴らしいです。完全に自分のストライクゾーンです。 オースチンのA型エンジンのレストア動画。 単純にエンジンのオーバーホール手順の勉強にもなるし なによりストップモーションで綺麗になっていくエンジンを見ていられるのが たまらなく目に美味しいです。 子供ころにハマったアーケードゲーム「スリルドライブ」 この頃のコナミのゲームは、GTIクラブといいザ・警察官といい まるで印象派絵画のように、綺麗過ぎないからこそリアルな画作りと 馬鹿馬鹿しいほど突き詰められた世界観の作りこみが素晴らしいですね。 スバルのアイサイトミニカーのCM。素晴らしいクオリティです。 こういう素晴らしいCMと、クルマのデザインがどんどん良くなっていることは 決して無関係ではないと思います。 いいクルマを作れる会社は、いいCMも作れるものです。 どちらも、きちんと社内全体で哲学やマインドが共有できていないと 作れないと思うので。 このCMの最後に少しだけ流れた、 ベートーヴェンのトルコ行進曲を聴いて いすゞジェミニのCMを思い出して、懐かしさに涙しそうになりました。 この頃のいすゞも、CMもクルマのデザインや造り、 すべてに一本筋が通っていて、哲学がこもっていた気がします。 自動車版Appleみたいな感じでしょうか。 スバルもこういうメーカーになりつつあることを祈っているのですが 一方でいすゞのように筋を通しすぎて潰れてしまわないか少し心配だったりします。 … 一方で、我が家のホンダ・インサイトは、 そこまでの哲学や一本筋が感じられないのが残念なところです。 2000年くらいまでのホンダは、いすゞ、マツダ、スバルに負けず劣らずの 一本筋の通った哲学と美学に満ち溢れた自動車メーカーだった気がするのですが…。 とはいえ、先日父が母愛用のジムニーを高速道路でひっくり返してしまい 代わりに母が通勤用に、自分のボロジムニーを使っているので 仕方なく雪に埋もれていたインサイトを掘り出して、自分が実家のインサイトを借りて ここ最近乗り回しています。 ところが面白いもので、ずっと乗ってると これが結構愛着が湧いてくるものなんですね。 … とにかくインサイトで問題だったのが 冬の間とはいえリッター13kmと、異常なほど燃費が悪かったことなのですが どうもあれこれ原因を調べてみると、エアコンが悪いことがわかりました。 というのも、うちのインサイトは ヒーターを入れている時もデフォルトでエアコンが入ってしまうことが判明したのです。 エアコンを入れるとエンジンの抵抗になって、大きくパワーと燃費に悪影響を及ぼします。 最近の車は除湿のためにそうなっているのでしょうか? 現在手動でエアコンを切ったのでかなり燃費が良くなり、おまけにエンジンも元気になりました。 そんなわけで、こうなると燃費が良くて 車高が低くてかっこいい4ドアクーペ、という 中々魅力的な車に思えてきたわけです。 真紅のボディもかっこいい…自分が乗ってると、まさに紅の豚ですね。うるさいよ。 あと、いくつかの不満を解消すれば 実はとっても素敵なクルマに変身するのではないか、と思い 運転中アレコレ妄想していました。 車高を少し落として、ちょっと大きいホイールに変えたら かなりかっこよくなるはず。 ただ、とにかく不満なのが内装です。 基本的にはベージュなのに、なぜかダッシュボードとドアトリムの一部分だけ ブルーグレーなんです。死ぬほどダサい。 幸いなことに、マイナーチェンジ後の現行モデルは 内装がブラックに統一されていてとってもかっこよくなっています。 同じ車とは思えないほど高級感がアップしていますね。 一体いくらかかるかわかりませんが、交換することは不可能ではありません。 あと、冬道で困るのが LSDの無いFFなので、とにかく発進時に滑って困るし カーブでも不安定で、グズグズに崩れた雪道では毎回ハマりかけるのです。 調べてみると、なんとCVTしかないインサイトにLSDが販売されているのだとか。 ATSのカーボンLSDです。しかもきちんとATFを交換しておけば 20万キロ、メンテナンスフリーで使えるのだとか。 耐久レースでもその耐久性は実証済みなんだそうですよ。 っていうかインサイトのレース仕様車なんてあったんですね…。 … そんなわけで、あれこれ不満な部分はあるのですが きちんとお金をかければ、きちんと改良できそうだということがわかりました。 で、そんな話をインサイトの持ち主である親父に言ってみたのですが… 「ローン終わったらCX-5のディーゼルに乗り換えるから、インサイトは放置。」 だそうです(^_^;) たしかに、あれこれ手間やお金、時間をかけてインサイトを良くするよりも CX-5よりかっこよくて、広くて、雪道に強くなることは無いでしょう。 残念ですが、インサイトのアップデートは妄想で終わってしまいそうです。 今日はこのへんで。ではでは。
by hiwai-rs
| 2013-01-24 03:15
| 日記
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