突然ですが 先週末、ちょっとモンゴルまで行って来ました。 続き ↓ 嘘です。 火曜日大学院に行った帰りに 石狩の浜辺に寄ってドライブしてきた時の写真です。 全長2kmほどある浜だけでなく 「何かの間違いで」浜から少し丘の方にある オフロードの練習コースに迷い込んでしまいまして、これがやばかったわけです。 本来、車で走るべきではない オフロードバイクやATV(4輪バギー)用の、極狭でアップダウンが激しく 車体が横転寸前まで傾いたりする恐怖のモーグルコース。 道が狭くてUターンも出来ず、どこまで行ってもいっこうに出口が見つからず。 そうしてどんどんと奥へ奥へとはまっていったのでした。 親父が買ったばかりの、ピカピカのジムニーを壊せば大変なことになる…。 泣きそうになりながら必死で出口を探し、命からがら助かりました。 間違って上級者コースに迷い込んで死にそうな目にあった 子供の頃のスキーを思い出しました。 さて、この浜辺のドライブ&モーグル迷路。 非常に怖い思いをしたわけですが、迷路を抜けたあと、浜辺でまったりと海を眺めていると さっきの迷路が、死ぬほど楽しかったことに気がついたのです。 速度は歩くほどでも、気分はパリ・ダカール。 今度はきれいなジムニーではなく、 ボロボロのジムニーで思い切り遊びに来よう。 さっさとジムニー修理して車検取ろうと決意しました。 ボロの方だったら、ひっくり返ってボコボコになっても 帰って味が出ていいかもしれませんしね。 ただ、一人で来るのは危険ですね。だれか仲間がいればなぁ…。 … 日曜日はオイル交換とクラッチ調整をした 愛機リトルカブのテスト走行がてら、モエレ沼公園まで行って来ました。 札幌在住のサウンドアーティスト 大黒淳一さんの、音を知覚するアートを展示した「ハルモニア展」と そのクロージングライブがお目当て。 とっても素敵なライブでした。 あと 大学時代の同級生や後輩、知り合いの方にお会いできたりして とっても嬉しかったです。 … しかし、24歳になって初めて モエレ沼公園が入場料無料だということを知って 驚愕してしまいました。 ずっと入場料かかると思ってた…。 こんなに素晴らしい場所がタダで入り放題というのは なんとも札幌市は太っ腹ですね。 ジムニーで浜辺をドライブしたり、海をずっと眺めていたり リトルカブでモエレ沼公園に行って、まったり読書したり 浜益の海岸線で、すれ違うライダーに手を降りつつ、潮の香りを楽しんだり… なんとなく、面白い場所とかがないなーと思って 今まであまりいろいろな場所に出かけてなかったのですが 実は素敵な場所や風景はいくらでも身近にあって 今まで気づかなかっただけなんだなーということを最近になって痛感しています。 今度はどこへ行こうかしら。 … ちなみに、カブの調子は絶好調です。 いままでたまにあったシフトミスとかがなくなり、 エンジンも元気に回っているようです。 今回はとりあえず、去年マーチに入れた時余ったオイルを入れてみました。 部分合成油だけど4㍑980円の激安怪しいオイルです。 だけど、やっぱ4輪用はクラッチやギヤにあんまりよくないのかなぁーと思ったり。 そこで次回、どのエンジンオイルを何入れるか悩んでいたのですが 結局色々話を聞いた感じ、ホンダ純正のバイク用オイルが一番コスパいいみたいですね。 ちょっと奮発して、2番めに安い「G2」というのを入れる予定です。 … 話は変わって、トヨタの話。 トヨタの基幹モデル、プレミアムハッチバックの オーリスがフルモデルチェンジします。 そのお姿がこちら。 賛否両論渦巻いているようですが 個人的にはかなり、シンプルでシャープなんだけど どことなく筋肉質な感じが気に入っています。 なんだろう、ガリガリでもなく、ムキムキでもない 「昔部活で筋肉けっこうあったんですけど、 最近ぷにぷにしてきたんで鍛え直してるんですよねー」的なイケメンの体 みたいなイメージ…をするのは俺だけだろうか。 昔ananの男性ヌード特集に出てた成宮寛貴を思い出します。 ちなみに、 ちゃんと6速マニュアルのスポーツモデルの設定があって とても嬉しいです。 デザイン的には、外装も内装も 最近のトヨタは統一感があってとても素敵だと思います。 プリウス、アクア、86、そしてカローラ。 シンプルなのに力強い、クリーンでクール。 こういうデザインの特徴的な要素を「デザイン言語」と言うんだそうですが それをトヨタは統一し始めたということでしょうか。 万人向けに美しいものを作るのは本当に難しいことだと思います。 今のトヨタのデザインはそういう意味で、本当にスゴイ。 ただ、今の厳しい時代に売れるためには そういう難しい条件をきちんとクリアしていないとダメなのかなー と思ったりしています。 Apple製品然り、映画で言えば「おおかみこどもの雨と雪」とか良かったなぁ…。 この話は後日、詳しくお話したいなーと思います。 … 話をトヨタに戻しましょう。 そんなわけで、シンプルで美しい一つのデザイン言語に統一しつつあるトヨタ。 しかし残念なのが、まだブランド構築がそこまで練られきってないのかなーと 感じるところです。 かつての日本車メーカーがそうだったように トヨタも車種ごとに独立したデザイン言語を使ってデザインして、 エンブレムも、メーカーのものではなくその車種ごとに設定して… つまりメーカーがブランドになるのではなく、車種そのものをブランドにしていたわけですね。 「いつかはクラウン」だけど「いつかはヴィッツ」じゃないし ハチロクは好きだけど、トヨタは嫌いな人も何故かよくみかけますね。 これはアメリカの自動車メーカーのやり方なのかなーと思います。 GMなんか最たるもんですね。 一方では欧州はメーカーにきちんとブランドイメージを与えていて サイズや価格、用途がちがっても、大きく印象は変わらない気がします。 AクラスもEクラスもウニモグも、全部ちゃんとベンツだし 147も156もスパイダーもGTもみんなアルファロメオです。 「スープラはかっこいいけど、カローラに乗るのは恥ずかしい」というのはあるけど 「ベンツのEクラスはかっこいいけど、Cクラスに乗るのは恥ずかしい」というのは (少なくとも日本では)あまり聞かない気がします。 … で、ブランド構築が上手くいってるかどうかは そのブランドのロゴを見れば、だいたい分かるんじゃないかと思うんです。 そもそもトヨタの場合、積極的に会社のロゴ(通称:ちんこマーク) を使いたがってない気がします。 安い車や商用車は結構使ってるけど スポーツカーや高級車の場合は、まるで何かに怯えるかのように ちんこマークを使わないようにしている気がします。 やっぱちんこマークがダサいことを、 自分でもわかってるのかなぁーと思ったり。 かといって、車種ごとにエンブレムを作いわけても それではブランドがそだっていかないわけです。 アルファロメオやベンツのロゴがかっこいいのは 創業時からずっと使い続けている「歴史」があるからで ころころと使い捨てのようにロゴを変えずにやってきた重みがあるからなんだと思います。 クルマにかぎらずなんでもそうですよね。 ナイキ、コカ・コーラ、Apple、シェル… 日本のメーカーでも歴史の長いロゴはとても素敵ですよね。 三菱、ヤマハ、ソニー、花王、 あと国章の菊と政府の桐紋なんか最高ですね。 いっそ、ちんこマークが恥ずかしいならやめればいい。 かといってまたあたらしくロゴを作る必要もない。 かつてトヨタがちんこマークへ変更する前に使っていた カタカナ3文字を円の中に配置したこのロゴマーク。 これこそ、トヨタが過去から未来へと受け継がれていく 統一されたトヨタのブランドに相応しいのではないかと 個人的に思っています。 これを現代にそのまま使えるとは思わないのですが 歴史あるロゴを、少しずつ時代に合わせて手直ししながら 大事に育てていくことがとても大切で、素敵なんじゃないでしょうかね。 デザイン言語を美しく統一したトヨタ… 次はぜひとも、世に送り出す自社の製品に 自信を持って飾れるロゴを考えてみてほしいなーと思います。 ではでは。
by hiwai-rs
| 2012-08-23 03:55
| 日記
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